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第36回卒業式
  
平成22年3月16日、京山中学校体育館にて、第36期生260名(男子138名、女子122名)の卒業式が行われました。第36期生の卒業により、京山中学校の卒業生総数は11,970名となりました。約2時間に及ぶ式でしたが、充実した感動的な卒業式でした。卒業生の皆さん、在校生の皆さん、そしてPTA、学校関係者の皆さん、すばらしい卒業式をありがとうございました。第36期生の皆さん、ご卒業、おめでとうございました。


卒業式当日の正門前
9:55 卒業生入場
10:00 礼
10:00 開式のことば
10:01 国歌斉唱
10:02 卒業証書授与
会場の様子
10:20 卒業生を送ることば(学校長)
校長先生は、卒業のお祝いのことばと、この3年間の印象的だった取り組みの振り返りのあと、2つの話をされました。まず、法隆寺の宮大工、西岡常一さんの職人についての話を通して、「自分の目標達成のため、自分を信じて、粘り強く取り組む人になってほしい」と話されました。つぎに、アメリカのキング牧師の「I have a dream!」(私には夢がある)という有名な演説を通して、「夢を実現するための具体的な行動こそ、価値があります。夢を忘れない、あきらめないでほしいと思います。自分の持っている良さを発揮し、良心に恥じない生き方を求める中で、人間としての誇りと自覚を持ち、夢を目指してほしいと願っています。」と話されました。
10:29 卒業生を送ることば(岡山市教育委員会)
岡山市教育委員会からは、卒業のお祝いのことばのあと、第二次世界大戦中にリトアニアの日本領事館で外交官をしていた杉原千畝さんが、ナチスから逃れてきた多くのユダヤ人に対し、日本の外務省がビザの発行を許可することを待たずに、日本の通過ビザを発行して、約6千人もの尊い命を救った話を通して、「世界の情勢を見極める目」「知識や経験をつなぎ、自分で正しく判断する力」「目の前にいる人の命を守りたいという強い思い」の大切さを話されました。また、「これからの皆さんが生涯にわたって主体的に学び、思いやりの心をもって生きる国際人として、ますます成長していかれることを願い、門出を祝う言葉といたします。」と話されました。
10:35 卒業生を送ることば(PTA会長)
PTA会長は、卒業のお祝いのことばに続き、「大きく羽ばたいてもらいたい」などと卒業生へエールを送られたのち、「卒業生の皆さんには、大人になって再び京山中に集い、楽しい思い出を語り合いながら、明日への勇気と活力を共に分かち合える日を迎えられることを期待しています。」と話されました。
10:41 来賓紹介
10:44 メッセージ・祝電披露
岡山市長からの「義務教育の9年間で培った考える力や豊かに表現する力を活かし、人と積極的にかかわり合いながら、力強く歩んでいってほしいと思います。」といったメッセージをはじめ、多くの皆さんから届きました祝電などが紹介されました。
10:47 卒業生を送ることば(在校生代表)
在校生代表は、卒業生との思い出を振り返り、過去2年間のSKFで感動を受けたことを話しました。また、生徒会執行部が、マナーupプロジェクトに重点をおいて京山ゾーンデーをつくったことや、コミュニケーションデーの徹底や美的革命の改善など、小さなことを積み重ね、生徒会活動の基礎をかため直してくれたことなどに感謝を述べ、「先輩方から受け継いだ京山中学校を大切にし、さらに高め、次の世代へつないでいきます。」と話しました。さらに、レミオロメンの『3月9日』の「新たな世界の入口に立ち、気づいたことは1人じゃないってこと」という歌詞を紹介し、「先輩方はけっして1人ではなく、いつも誰かとつながっています。そのことを忘れなければ、どんな困難であろうと、きっと乗り越えられるはずです。自分を大切にし、まわりの人も大切にして、一歩一歩歩んでいって下さい。」と話しました。最後に、「先輩方の京山中学校での経験、出会い、3年間のすべてが宝物として、これからの支えとなりますよう、そして幸せな人生を歩まれることをお祈りし、送る言葉とさせていただきます。」と卒業生へエールを送りました。
10:57 卒業生代表のことば
卒業生代表の二人は、3年間の思い出を振り返り、その中でひときわ輝き、心に強く残っている行事はSKFだと話しました。特に3年生の時のSKFは、一週間ほど前に、突然インフルエンザのために(2日間の予定が)半日開催になることが決まり、一時は目の前が真っ暗になったものの、先生方や仲間の励ましの声に押され、悔しさをバネに心に残るSKFを創りあげることができたことを話しました。後輩たちには、「私たちが先輩から受け継いだバトンを、次は皆さんがつないでいって下さい。そして、京山っ子の誇りを持って、私たちの大好きなこの学校を皆さんの手で、今以上に楽しいすばらしい学校にしていって下さい。私たちはいつも皆さんのことを応援しています。」とエールを送りました。そして、先生や家族、3年生の仲間への感謝を述べたあと、坂本龍馬の「人生は一場の芝居だと言うが、芝居と違う点が大きくある。芝居の役者の場合は、舞台は他人が作ってくれる。なまの人生は、自分で自分のがらにあう舞台をコツコツ作って、その上で芝居をするのだ。他人が舞台を作ってはくれぬ。」という言葉を紹介し、「自分の人生という舞台の主人公として、みずからを信じ、人と手を取り合い、それぞれの花を思いきり咲かせていきたいと思っています。」と話しました。
11:05 3年生合唱(「COSMOS」、「栄光の架橋」)
全校合唱「旅立ちの日に」、校歌斉唱
11:34 閉式のことば、礼 11:35 卒業生保護者代表のあいさつ
卒業生保護者の代表からは、感謝のことばに続き、先生方が子どもたちと保護者のために作ってくれた尊い気づきと素敵な出会いの場となった講演会について述べ、その中で、「ありがとう」の言葉の持つ奇跡の力(悩みや苦しみを受け入れる勇気)や、苦しみを抱え込まないで打ち明けることの大切さなどを学んだことを話されました。また、門出を祝うときにしばしば歌われるボブ・ディランの「フォーエバーヤング」を、門出を祝う思いを込めて「はじまりの日」と訳したいと話され、「現実をありのまま受け入れることができた日が、はじまりの日の1つだったのではないでしょうか。」と話されました。さらに、「卒業生の皆さんのかたわらにも、皆さんの生きる力を信じ、見守り、寄り添い続けてくれた先生方や友人、私たち保護者がいたことを忘れないで下さい。皆さんの存在そのものが、私たちに幸せを与えてくれていることを忘れないで下さい。今日の良き日が、子どもたちと先生方と私たち保護者、そして、ご臨席下さった皆様の心をつなぐ架け橋の日になることを願います。」とあいさつされました。
11:41 先生へのお礼の言葉
11:53  卒業生退場
卒業生の退場に先立ち、卒業生からお世話になった先生方一人ひとりに、お礼の言葉がありました。
会場外に掲示された祝電とメッセージ
卒業式当日の京山中の桜
  
  
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