京山地区のESD活動について



◆地域の概況
岡山市北区京山地区は、JR岡山駅に近い2万4千人(世帯数1万1千世帯)が暮らす文教地区です。京山や半田山といった山々から座主川や観音寺用水といった幹線水路もあり、自然にも恵まれています。地区内には、10を数える小・中・高・大学、県の生涯学習センター、児童会館、総合グラウンド、図書館を併設した市の公民館にふれあいセンター、岡山大学の農場、池田動物園など、教育・学習施設が数多くあります。

◆将来ビジョン(基本理念)
人類共通の課題に責任を持って取り組み、持続可能な地域循環型社会づくりを地域全体で進めていける強い絆のコミュニティを育みます。地域の伝統文化を継承しつつ、誰もが安心・安全に楽しく、すこやかに住み続けていける幸福度の高い平和な地域の形成・発展を目指します。そのため、いろんな世代がつながり、地域間でつながり、人と自然が共生する地域をつくります。言葉や文化の壁を越えて、同じ地域に住む外国人と助け合い、障害のある人などに対して、当たり前に手をさしのべることができる地域をつくります。さらに、子どもも大人も一緒に、持続可能な社会のために学び合うことができ、地域で学んだことを地域の中で活かせる還元できる場をつくることで、学びから持続発展しつづける地域をつくります。

◆活動の特徴
京山地区の特徴は、「一人の百歩より百人の一歩」を合い言葉に、ESDを取り入れて、小学校、中学校、高校、大学といった様々な教育機関の教員や学生をはじめ、社会教育施設や市民団体やコミュニティ団体や企業関係者などが、共に学び合い、岡山市京山地区ESD推進協議会を設立して地域ぐるみで取り組んでいる点にあります。特に、子どもが主体的かつ中核的に参画している点が大きいです。


◆京山地区の連携構想図



>> 戻る <<